骨董品の豆知識
「骨董品」と聞いてまず何を思い浮かべますか?
掛け軸や古美術品などでしょうか。こちらでは骨董品の語源や豆知識についてご紹介致します。
骨董品とは
出張買取をご依頼頂くことも多い古美術や古道具のことを骨董品といい、フランス語ではアンティークと呼ばれています。
語源となっているラテン語のアンティクウスは「古い」という意味で、利用価値を問わないもののことを指しているようです。
また、日本でよく言われている骨董にも、最初から「希少価値のある」という意味があったわけではありません。「骨董品」という言葉の意味にマイナスな先入観があるため、近年では価値のある骨董品のことをアンティークと呼ぶようになったそうです。
骨董品に保険をかける
皆さんは骨董品に保険がかけられることをご存知でしょうか?
紛失や盗難、災害で壊れてしまった場合に補償してくれる保険とは、実は火災保険のことです。火災保険には補償の対象を建物とするもの、骨董品を含む家財道具を対象とするもの、建物・家財道具のいずれも対象とするものなど様々なプランがあります。
建物を保険の対象にすることは住む上で必須という認識が一般的ですが、大切な骨董品を安心して所持するためには家財道具に保険を掛けておくのもひとつの方法かもしれません。
骨董品に保険をかける場合、1個または1組の価額が30万円を超える貴金属・美術品・宝石・絵画・骨董品などの補償は、火災保険を契約する際にあらかじめ申告し、明記しなければいけません。また、その際には鑑定書や領収書の準備が必要となります。
意外な骨董品
代表的なもので言えば、掛け軸・屏風絵・茶道具・陶磁器、西洋アンティークなど様々なものがあります。
古いおもちゃやブリキのロボット、更には一世を風靡したシールやカードなども、骨董品として取り扱われる場合があります。
もちろん、骨董市場でも出張買取などでの取り扱いが可能です。また、古銭や記念硬貨、オリンピック記念メダル、切手も古いものから外国のものなどがありますが、ディズニーのグッズや漫画なども物によっては驚きの価格になることが珍しくありません。
このように、ご自分では気付かれていないだけで「しまいっぱなしの物」などが、骨董品である可能性があります。「もう古いし捨ててしまおう」とは考えずに、1度はご相談することをおすすめ致します。
骨董市場では1点からでも出張買取を行っていますので、気になる点があればお気軽にご相談下さい。