こちらでは遺品整理の大まかな流れとポイントをご紹介します。
家族や親戚などの近しい身内が亡くなった時、悲しむ間もなくお葬式など様々な手続きに追われ、心身共に辛い時期だからこそ、遺品の整理を行うことで気持ちに区切りがつくこともあります。
亡くなってすぐにやるべき事。
遺品整理の事前準備としてまずやるべきことは状況確認です。現場を下見してみてからどのように進めるのか、スケジュールや予算のお見積もり、どのくらいの人数が必要になりそうかを把握しましょう。
また、世帯主本人が亡くなった場合、住民票や電気・ガス・水道・電話などのライフラインを名義変更したり、保険証や年金証書、免許証などの返却手続きが必要になります。ご自宅に遺書を保管している方もいらっしゃるので、最初の下見の段階でそういった重要書類などを事前に確保しておくのも大事です。
相続税の申告・納付や住居の明け渡しなど、特に急ぐ必要が無い場合は遺品整理に期限はありません。特に49日は別れの悲しみが落ち着いてきて、亡くなった方の死と向き合える期間でもあります。49日の供養を区切りにスケジュールを組むのも良いかもしれません。
相続財産目録の必要性
相続者全員が内容を把握し遺産分割を円満に行なう為に、財産目録は必要です。立場の異なる者同士の話し合いなので、全員に遺産内容が伝わっていないと、最悪の場合には解決し難いトラブルに発展する可能性があります。
特に相続人としての権利をお持ちの方が東京だけでなく、全国各地にいらっしゃる場合には話し合いをまとめる中心的な人物が不可欠となります。
相続の場合は税法上3ヶ月以内に相続人を確定するのがベストと言われていますので、遺品整理と合わせて重要になりそうな遺品のリストアップを慎重且つ迅速に行うことをおすすめします。
形見分け
形見分けは親しかった近親者や友人に故人ゆかりの物を贈ることです。亡くなった方の持ち物を通して思い出を偲ぶことは、亡くなられた方への供養にもなります。
ポイントとして、目上の人に形見分けをするのは失礼にあたることに注意が必要です。さらに、高価なものや貴重品は贈与税の対象になり、相手に負担をかけてしまう恐れもありますので、相手と贈る品物は慎重に選びましょう。
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